秋の高山祭 2025を取材— 光と伝統の祭典を訪ねて、、、

秋の高山祭 2025を取材— 光と伝統の祭典を訪ねて、、、

秋の高山で出会う感動 — 屋台が巡る、伝統とロマンのまち歩き

飛騨高山の秋を彩る「秋の高山祭」が、例年通り10月9日・10日の2日間、櫻山八幡宮(さくらやまはちまんぐう)を中心に開催されます。正式には「八幡祭(はちまんまつり)」とも呼ばれ、豪華絢爛な屋台行事と町歩きが観客を魅了します。

秋の高山祭

屋台・からくり・行列:見どころ盛りだくさん

  • 祭の最大の見どころは、11台の屋台(やたい) が並ぶ圧巻の光景です。これらの屋台には、精緻な彫刻や漆工、錺(かざり)細工などが施されており、飛騨匠の技を今に伝えています。
  • 中でも屋台にからくり人形を載せたものは、その動きの複雑さと優美さで観客を唸らせます。8人が36条もの糸を操って操作するという綾(あや)渡りの仕掛けなど、その技術は極めて高度です。
  • また、9日には屋台が町中を巡る「曳き廻し(ひきまわし)」が行われます。秋ならではの見どころです。
  • さらに、櫻山八幡宮境内では「布袋台(ほていたい)」によるからくり奉納 が、2日間ともに1日2回、演じられます。回転する綾を飛び移る唐子たち、布袋の軍配から現れる幟(のぼり)など、江戸時代から続く伝統の技が披露されます。

布袋台

初日の締めくくり宵祭

屋台の夜の顔とも言えるのが「宵祭」。9日の夕刻から、各屋台に約100個もの提灯が灯され、幻想的な光景が夜の町なかを照らします。昼間とは異なる幽玄な雰囲気は、この祭りならではの魅力です。

宵祭り

歴史と文化の重なり

秋の高山祭は、江戸時代から続く歴史を持つ祭礼で、屋台の起源は1718年頃とされます。
高山の町を構成する屋台組は各町内にあり、長年にわたって屋台の維持・修繕を支えてきました。
1979年には「高山祭の屋台行事」が国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年には「山・鉾・屋台行事」の一環としてユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

獅子舞

今年の天候と観覧のヒント

例年、秋の高山祭では2日間のうちどちらかに雨に見舞われることも多いですが、今年は両日ともに雨の心配はなさそうです。お出かけ日和に恵まれ、宵祭りも存分に楽しめそうです。

もし訪れるなら、宵祭・曳き廻し・からくり奉納の時間をチェックしておくとよいでしょう。夜の町並みに光る屋台や、境内でのからくりの動きなど、昼間とはまた違う印象を残してくれる瞬間が多くあります。

ぜひ秋の高山祭にお越しくださいませ。

当日のスケージュールはこちら

INFORMATION

秋の高山祭2025
店舗名
秋の高山祭2025
所在地
〒506-0858 岐阜県高山市桜町178
営業時間
10/9、9:00~20:30
10/10、9:00~16:00
定休日
-
駐車場
-
連絡先
-
アクセス
ひだホテルプラザから徒歩10分
ホテルスタッフの
おすすめ

「秋の高山祭は、昼と夜でまったく違う表情を見せてくれます。昼はからくり人形や豪華な屋台の細工をじっくり楽しんで、夜は提灯の明かりに照らされた幻想的な宵祭へ。少し肌寒くなってくる季節なので、羽織ものを忘れずにお出かけくださいね。」

※この情報は2025年10月現在の情報です。

この記事を書いた人:ひだホテルプラザKさん

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