天空のひまわり園2025｜標高1200mに咲く10万本のパチノゴールドに圧巻！

空とひまわりが織りなす高原の絶景

飛騨高山・丹生川町に位置する「ほおのき平天空のひまわり園」は、標高1,200mという高原の涼風と爽やかな青空のもと、約10万本のひまわりが見渡す限り咲き誇る絶景が魅力の場所です。

夏場のスキー場のゲレンデを利用した広大な花畑には、空と山々の緑、そしてひまわりの黄色のコントラストが息を呑むほど美しい景色を作り出していました。

開園期間は8月2日（土）から31日（日）とほぼ一ヶ月にわたり、見頃のピークとなる時期にたっぷり楽しめるのも嬉しいところです。

※ひまわりの育成状況により日程が変更する場合もあるそうです。

優しさを感じる「パチノゴールド」のひまわり

ここで栽培されているのは、背丈が低く可憐な“パチノゴールド”という品種。そのため、花は高さが低めで、顔を近づけて観賞できるうえ、記念撮影も容易です。
花が一本にたくさん付くこともあり、咲き続けて華やかな景観が長期間楽しめます。

背丈が低いのは撮影ポイントとしても最適！花と自分、あるいは同行者様との“ひまわりフォト”が自然なスタイルで楽しめるのは、この園ならではの魅力です。

アクセスから園内散策まで：快適体験をサポート

園内では、ゴルフカートの利用が可能で、起伏のあるスキー場の斜面も楽に上がれる設計になっていました。頂上からは、花畑を眺めながらのゆったりとした下り道を歩いて楽しむことができ、体力に自信がなくても安心です。

さらに、EV自転車の貸し出しもあり、風を感じながらのサイクリングも爽快。
ペット連れにも優しいスポットで、リードをつけて散策できるため、ペットと一緒の旅にもぴったりです。

嬉しいサービスのひとつが、ひまわりの無料摘み取り（1人1本まで）です。開花が進む8月16日以降に適用され、旅の思い出を手軽に持ち帰ることができます。

周辺の魅力も充実：温泉に地元グルメ、観光スポットも

園の近くには、チラシ持参で温泉「すくなの湯」が100円引きになる特典もありました。花畑で癒されたあとは、温泉でゆっくり疲れを癒すのもおすすめです。

また、園内の直売所では新鮮な高原野菜が手に入り、お土産やその日の食卓にも最適。EV自転車や無料の駐車場（1500台収容可能）など、施設の充実度も高く、車でも公共交通でもアクセスしやすいのが特徴です。

近隣には観光地として、飛騨大鍾乳洞、森の水族館、文化財・荒川家住宅、平湯温泉、平湯大滝などが点在しており、訪問のついでに立ち寄るのにも良さそうです。

アクセス

「天空のひまわり園」は、飛騨高山のほおのき平スキー場にて開催されます。高山市街から車で約40分、松本方面からは国道158号を通って安房トンネル手前の看板が目印です。約1,500台収容可能な無料駐車場が完備されているので、ドライブ観光と組み合わせて訪れるのがおすすめです。

公共交通利用の場合は、JR高山駅から平湯温泉方面行きの濃飛バスに乗車し、「ほおのき平バスターミナル」で下車して徒歩すぐ。観光の途中で立ち寄りやすい立地です。

取材記事まとめ

標高1200mというロケーションは涼しく、背丈の低いひまわりが目線にもぴったり。撮影にも散策にも楽しめる空間でした。高原の風に揺れるひまわりとキバナコスモスは、まるで「夏の光と秋の気配」が寄り添うように咲き誇っていました。

背丈は低くとも空を仰ぎ、陽をいっぱいに浴びて咲くその姿は、訪れる人々に「どんな小さな歩みでも、確かに未来へ続いている」という温かな勇気を与えてくれます。

ひまわりの黄色とコスモスの橙色に包まれながら、私たちは自然の優しさと力強さをあらためて感じました。
この夏、あなたも天空に広がる花の絨毯の中で、心に残る一輪と出会ってみませんか。

8月中旬という残暑の中、天空のひまわり園はまさに“天空に浮かぶ楽園”と呼ぶにふさわしい空間でした。

ぜひこの絶景を体感しに、お出かけしてはいかがでしょうか。

項目	内容
場所	岐阜県高山市丹生川町 ほおのき平スキー場（標高1,200m）
花の種類	背丈の低い「パチノゴールド」のひまわり 約10万本
開園期間	2025年8月2日 ～ 8月31日　9：00～16：30 育成状況により日程変更あり
特徴	澄んだ空気、高原の涼風、徒歩＋ゴルフカートでの散策が快適
サービス	ひまわり無料摘み取り（8月16日〜）、温泉割引、高原野菜直売
周辺	観光地・温泉・自然景観多数あり。ペット連れ◎、アクセス良好
印象	夏の終わりに涼を求める人、写真好き、ペット連れ、家族にも最適