sightseeing
自然の美しさと伝統文化が融合した飛騨高山
観光

古い町並みや東山寺院群の近くに、高山の歴史と人々の暮らしを静かに伝えてくれる場所があります。それが「飛騨高山まちの博物館」。
地元では親しみを込めて「まち博」と呼ばれ、高山を深く知るための“入口”のような存在です。

飛騨高山まちの博物館は、昭和28年に開館した「高山市郷土館」を前身とし、平成23年に大幅なリニューアルを経て現在の姿になりました。
高山の豪商・永田家と矢嶋家の土蔵を活かして整備された歴史博物館で、江戸から明治にかけて建てられた土蔵が今もそのまま残されています。

土蔵ごとに展示テーマを分け、まちの成り立ちや文化、民俗などを丁寧に紹介。
天井を見上げると、当時の梁や墨書がそのまま残り、建物自体が貴重な展示物であることに気づかされます。
まちの博物館が建つのは、城下町として整備された町人地の一角。
古い町並み、東山寺院群、城山を結ぶちょうど中間地点にあり、まち歩きの拠点としても最適です。

裏手に見える石垣は、江戸時代の町人地と武家地の境界を示すもの。かつての町の区分を、今も目で確かめることができます。

初めて訪れたら、展示室①〜④はぜひチェックを。
まち博周辺を歩くための基礎知識がわかりやすくまとめられており、このあと実際に町へ出る楽しみがぐっと深まります。


館内は全14の展示室で構成され、それぞれに明確なテーマが設定されています。
常設展示に加え、年4回開催される特別展では、より深く高山の歴史と人々の営みに触れることができます。

建物の外に目を向けると、前庭と中庭には季節の彩りが広がります。
春は桜、秋は紅葉、冬には伝統的な雪吊り。窓口で配布されている「花マップ」を片手に、ゆっくり散策するのもおすすめです。


空町門付近からは、中庭の土蔵越しに城山を望むことができ、写真映えする隠れたビュースポットとしても人気です。

館内にある「ガラス灯小路」は、夜になるとガラス灯が点灯し、昼間とはまったく違う幻想的な雰囲気に包まれます。
歴史ある建物と柔らかな灯りが織りなす風景は、静かに心に残ります。
館内には手すり、スロープやエレベーターが整備され、車いすでも安心して観覧が可能。
オストメイト・ユニバーサルシート付きの多目的トイレも設置されています。
随所にバリアフリーへの配慮が感じられる施設です。



外国人観光客向けには、一部展示室で多言語対応のタペストリーを設置され、正門窓口では観光案内も充実しており、外国語パンフレットやマップの配布も行われています。
また飛騨高山まちの博物館は、観光施設であると同時に、地域の人々にとっても大切な場所。
近隣の方々にとっては、お祭りの練習や会合の場としても利用され、暮らしの中に自然と溶け込んでいます。

博物館の向かいには「飛騨高山まちの体験交流館」があり、高山や日本文化に触れられるさまざまな体験メニューが用意されています。
知る・学ぶ・体験するを一度に楽しめるエリアです。
こちらもぜひチェックしてみてください。

高山の歴史、文化、そして人々の暮らしを、14の展示室で静かに、丁寧に伝える飛騨高山まちの博物館。
ここを訪れると、いつもの町並みや、何気なく行き交う人々の姿が、少し違った表情で心に映るはずです。
まち歩きの前に。
そして、高山という町を、もう一歩深く知るために——。
ぜひ一度、「まち博」を訪れてみてください。
INFORMATION

「古い町並みを歩く前に立ち寄ると、高山の歴史やまちの成り立ちが自然と頭に入ります。
そのあとに歩く町並みは、同じ景色でも少し違って見えるはず。
初めて高山を訪れる方に、ぜひおすすめしたい場所です。」
この情報は2026年12月現在の情報です。
この記事を書いた人:ひだホテルプラザKさん

JR高山駅から徒歩5分。
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